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アンカーボルト引張荷重確認試験機
テクノテスター AT-10D2

NETIS登録商品
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多機能アンカーボルト引張荷重確認試験機

■NETIS番号:KT-170007-VE【活用促進技術】
・確認したい引張荷重を加え、アンカーボルトの確認試験を行う試験機です。
・荷重と変位を同時に液晶画面に表示し記録に残します。
・設定値以上でブザーを鳴らす機能、最大値ホールド機能があります。
・カップリング (M6~24、W1/4~W1まで16種類のボルトに対応) を標準装備。
・異形鉄筋確認用アダプター (D筋チャック) はオプションです。

商品コード
0072272702
メーカー
サンコーテクノ

特徴

■クイックマニュアル(写真をクリックすると拡大されます)

1.操作方法

最大値表示モードと設定値表示モードの二つのモードがあります。

1-2からは共通操作項目です。 数字入りは下記操作パネル図の番号です。

最大値表示モード

1-1 測定部の準備

①測定部の電源スイッチを【入】にします。

②表示されている荷重単位を試験の目的よって変更します。

異なっている場合には、【選択】を押して、荷重単位を切り替えます。 ※表示が【単位 tf/kN】の場合あり

③荷重最大値表示モードになっていることを確認します。

画面下が「サイダイチ ○○kNになっていればOKです。他のモードになっている場合は【表示 最大値/設定値】を押してモードを切り替えます。

○測定値表示モード

①測定部の電源部スイッチを「入」にします。

②表示されている荷重単位を試験の目的よって変更します。異なっている場合には【選択】を押して、荷重単位を切り替えます。 ※表示が【単位 tf/kN】の場合あり

③荷重設定値表示モードにします。【表示 最大値/設定値】を押してモードを切り替えます。画面下が「セッテイチ ○○kNになっていればOKです。

④荷重設定値の変更をします。※荷重設定値変更中は単位切替できません。

(1)【設定値変更 開始/登録】を押します。

(2)【設定値▲】または【設定値▼】で設定値を変更します。(例は10.0kNに変更した場合)

(3)【設定値変更 開始/登録】を押します。

⑤変位設定値表示モードにします。【表示 最大値/設定値】を押してモードを切り替えます。画面下が「セッテイチ ○○mmになっていればOKです。

⑥荷重設定値の変更をします。※変位設定値変更中はゼロ調整、最大値クリアは出来ません。

(1)【設定値変更 開始/登録】を押します。

(2)【設定値▲】または【設定値▼】で設定値を変更します。(例は1.00mmに変更した場合)

(3)【設定値変更 開始/登録】を押します。

※変位設定値変更中はゼロ調整、最大値クリアは出来ません。

⑦設定値を変更したら、【表示 最大値/設定値】を押して試験の目的に合わせて、荷重設定値表示モードか変位設定値表示モードのいずれかに切り換えてください。

1-2 試験機のセット

①負荷ナットと中筒ストッパーに少し隙間が開くようにセットしてください。

※負荷ナットと中筒ストッパーに隙間を開けずに試験をすると、変位に誤差が生じる可能性があります。必ず、負荷ナットと中筒ストッパーに少し隙間を開けて試験を行ってください。

②カップリングをセンターシャフトにねじ込み、試験をするアンカーにカップリング付きセンターシャフトをねじ込みます。

※アンカーの種類やサイズによって、多少セットの仕方が異なります。カップリングのセット参照

③センターシャフトに試験機を通します。

続いて調節ナットをセンターシャフトにねじ込み、中筒に軽く接触させます。

④アンカーが垂直に施工されていない場合や試験面に凸凹がある場合は、脚を回して調節してください。

3本の脚すべてを均等に接地させたら、ロックナットを手で強く締め付けて脚を固定させてください。

⑤ゼロ調整をします。

【ゼロ調整】を長押しします。「ゼロチョウセイカンリョウ」と表示されるまで押し続けます。

※荷重値、変位値ともにゼロ調整されます。

※このとき、最大値もクリアされます。

1-3 試験開始

①附属の調整ナット用スパナ(二面幅30)で調整ナットを締め、初期締付け力を加えます。

初期締付け力は、試験するアンカーの想定最大荷重の5%または1.96kN(0.20kN)のうちいずれか小さい方の値とします。

②附属の負荷ナット用メガネレンチで負荷ナットを回して、所定の荷重まで加えていき、試験を行います。

※加える荷重は、試験依頼先と協議して、アンカーの最大引張荷重の40%未満で決めてください。

※加える荷重によって、メガネレンチの長さを選んでください。

※負荷ナットを回すときは、できるだけゆっくりと一定の速さで行ってください。

③最大値を確認して、試験を終えます。(最大値表示モードの場合)

④試験を終えたら、メガネレンチで負荷ナットをゆるめて荷重を解除します。

※負荷ナットをゆるめるときは、かならず試験機を手で支えてください。

⑤調整ナットをゆるめてカップリング付きセンターシャフトからはずし、続いて試験機をカップリング付センターシャフトを抜きます。

※壁や天井向きの場合には必ず試験機を手で支えて落とさないようにしてください。

⑥カップリング付センターシャフトをアンカーからはずします。

⑦確認した荷重最大値は、必要に応じてメモをとるなどしてください。

設定値表示モードで試験した場合に荷重最大値を確認したい場合は【表示 最大値/設定値】を押して、荷重最大値表示モードにすれば、今行った試験重最大値を確認することが出来ます。

※プリンタを接続しておけば、印字することも可能です。プリンターの使用方法参照してください。

※荷重最大値時の変位値を確認する場合は【表示 最大値/設定値】を押して荷重最大値時の変位値表示モードにします。

⑧最大値を確認したら、【最大値クリア】を押して最大値をクリアにしてください。

2.プリンターの使用方法

2-1 電源を入れる

2-2 本体とプリンタをプリンターケーブルで繋ぐ

2-3 印字する

【印字】を押すと印字されます。

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仕様

メーカー サンコーテクノ
型式 AT-10D2
最大荷重 100KN (10.2tf)
最小表示 0.1KN
最大変位量 15mm
対象アンカー
(カップリングサイズ)
M6,M8,M10,M12,M16,M20,M22,M24
W1/4,W5/16,W3/8,W1/2,W5/8,W3/4,W7/8,W1
対象鉄筋
D筋チャック(オプション)
D10,D13,D16
傾斜補正範囲 ±5度
荷重精度 / 変位精度 非直線性:±2% / F.S±1digit
電源 単3乾電池×4本
寸法 / 重量 140×210×290mm / 6.1kg
本体及び付属品 <AT-10>

 

取説2冊(本体用・プリンタ用)、本体、ロール記録紙、

プリンタケーブル、電池(単3×4本)、インクリボン、

充電器、メガネレンチ、延長パイプ2本(チョウボルト付)、

センサーシャフト、調整ナット、スパナ、ACアダプタ、

プリンタ・ソフトケースカバー、検査成績書(コピー)、ケース

カップリング(インチ)8種類おねじ8種類(プラスチックケース付)、

カップリング(ミリ)8種類おねじ8種類(プラスチックケース付)、

 

<AT-10D2>

本体、収納ケース、センターシャフト(調整ナット付)、

スパナ、延長パイプ①、延長パイプ②、メガネレンチ、

パソコン接続ケーブル、ソフトCD-R、単3マンガン乾電池×4、

カップリング(インチ)8種類おねじ8種類(プラスチックケース付)、

カップリング(ミリ)8種類おねじ8種類(プラスチックケース付)、

本体取扱説明書、グラフ取扱説明書、レポート取扱説明書、

検査成績書(コピー)、USB-シリアル変換ケーブル一式

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